今回は2021年3月に街歩きを通して新たに発見した丸の内の魅力をご紹介します!
言わずと知れた大都会東京の中心駅「東京駅」。
誰もが一度は降り立ったことがあるのではないでしょうか。
毎日通勤や通学で訪れたり、週末のお出かけ先として訪れたりする人もいると思います。
そんな東京駅ですが、意外と休日に降りて周辺で楽しむ人は少ないのではないでしょうか?

なかなか「丸の内に遊びにいこ~」とはならないのではないでしょうか?
今回はそんなあなたに、普段は気づかない丸の内の魅力の一部をご紹介!
ビジネス街東京のイメージと真逆の世界がそこには広がっていました!むしろ、丸の内だからこそ、余計に緑やリラックスした買い物、食事が引き立って、一層楽しむことができました。
あなたは丸の内の本当の魅力をご存じでしょうか?
今週末はぜひ東京駅へ行ってみましょう!
様々な顔を持つ丸の内エリアの変遷
丸の内エリアと言えば、言わずと知れた東京駅目の前のビジネス街。日本経済の中心地です。
各社の本社機能が集積し、一昔前の丸の内といえば平日はオフィスワーカーで溢れているイメージがあります。
そんな丸の内は、今では商業施設が建ち並び、ペットを連れて散歩する人やたくさんの観光客、ウェディングフォトを撮るカップルなど様々な人が訪れます。
今では様々な顔を持つこのエリアはいったいどのように変化してきたのでしょうか。
人と同じように、その街の歴史(性格)がわかれば、よりその街(人)を好きになることができますよね。
江戸時代、江戸城目の前にあるこの土地には、諸国の大名屋敷が構えられ、何百人~何千人もの人々が住んだ諸大名の屋敷が建ち並びました。明治になり大名がいなくなると、丸の内は陸軍練兵場として活用されました。皇居目の前のこの土地が陸軍に活用されていたという時代もあったのです。
そんな丸の内に転機が訪れたのは1890年、丸の内の民間への払い下げが決まり、三菱が買い取ることになりました。現在「丸の内の大家」と呼ばれる三菱地所の開発はここからスタートしました。
その後はロンドンをモデルに煉瓦造りのビル建設が進められ、1914年、東京駅の完成を皮切りにビジネス街としても発展していきました。その後丸ビルや三菱一号館等の先進的ビルが開発され、近年では丸ビルの建て替えや新丸ビル、東京駅の建て替えや駅前広場の整備等もあり、ますます丸の内は東京の中心地としての姿へと変容してきました。

そんな日本経済の中心地として発展してきた丸の内ですが、現在は観光客や買い物客、ペットの散歩を楽しむ方等様々な人が訪れる賑わいの中心地でもあります。
今回はそんな丸の内の「もう一つの顔」を、街歩きを通して少しだけご紹介できればと思います♪
次のお休みは丸の内で優雅な休日を♪
まずは、今回のお散歩コースをご紹介します!丸の内は比較的コンパクトなので、様々な施設をゆっくり楽しみながら一日楽しむことができます。
今回は丸の内で優雅にランチとカフェということで、お昼頃に到着し、ブラッスリーヴィロンでお昼→ブリックスクエアでお土産購入→KITTEでお買い物→アマン東京でティータイムという優雅なコースです♪
丸の内にある人気パン屋さんで優雅なランチを♪-VIRON-
今回のお昼は丸の内から線路沿いを有楽町方面に歩いたところにあるブラッスリーヴィロンさんにお邪魔しました♪
丸の内にはオシャレなランチを楽しめる場所が本当にたくさんありますが、中でもパン好きの私のお気に入りがこちらです!

食べログの100名店にも常連のお店ですが、丸の内に昔からあるような雰囲気と着飾りすぎない街のパン屋さん的な雰囲気が個人的には好きです♪

ここで買ったパンをそのままレストランで食べることが出来ます。テラス席もあり、落ち着いた雰囲気でまさにビジネス街丸の内にいながら、かなりゆったりとした過ごし方を楽しむことが出来ます。

本当にたくさんのパンがあるので、何回来ても来たりないです♪
コーヒーもすごく美味しかったので、コーヒー+デザートのカフェ利用も良いと思います!
丸の内には他にも素敵なパン屋さんがたくさん!
他にもメゾンカイザーやポワンエリーニュ等オススメのパン屋さんがたくさん!


仕事帰りに休日の家カフェ用にパン屋さんを訪れるという寄り道の仕方も良いですね♪
もちろん、近くが職場という方は平日のランチ利用でたまには贅沢な休憩もいかがでしょうか?

丸の内のオアシス「ブリックスクエア」と「丸の内仲通り」
続いて向かったのが、丸の内のオアシス的場所で、丸の内の中でも特に人気の高い「丸の内ブリックスクエア」です。
ここは、ブリック(レンガ)とスクエア(広場)という名前からもわかるように、丸の内に昔からあるレンガ造り建築が残されたビルの下に広がる憩いの広場です。

周辺には素敵なレストランが建ち並び、三菱一号館美術館もここにあります。
小さな噴水や緑もあって、特に夜に来ると各お店の前には雰囲気の良いランプが点り、よりロマンチックな雰囲気になります♪
今回はこちらにあるスペイン王室御用達のチョコレート屋さんCACAO SAMPACAでお土産を買うことに!

やはり、旅行もおでかけも誰かにお土産を買うってすごい楽しいですよね♪
相手の笑顔を思い浮かべると選んでいるだけで本当に楽しい!

今回は見た目も可愛かった抹茶とアールグレイのケーキを買っていきました!
抹茶のチョコレートでコーティングされていて、アールグレイのほのかな香りとしっとりとした抹茶のチョコがとっても食べ心地も良く、コーヒーのお供としてもGoodでした♪
その他トウモロコシのアイスやチョコレートアイス等ラインナップも豊富です♪
お買い物もリラックスタイムに-KITTE-
ブリックスクエアでお土産を購入した後は、大手町から有楽町まで伸びる丸の内仲通りを大手町方面へ歩いて向かいました!
次は丸の内のもう一つの楽しみ方、ショッピングということで、私の好きなKITTEをご紹介します!

丸の内には丸ビルや新丸ビル、駅構内等たくさんのショッピング施設がありますが、中でも丸の内の駅前広場に面するKITTEが私のお気に入りです♪
いろいろなヒト・モノ・コトとの出会いをつなげるという、このサイトEncounterとの同じ考え方に、とても共感しました。
またそのコンセプトはこだわり抜かれたテナントに表われていて、お香の専門店や手拭専門店、可愛い雑貨屋さんなど、普通の商業施設にはないようなテナントが多く、歩いていてとても面白いです♪

そんなKITTEの中でも特に人気のスペースが、6階の屋上庭園です。すぐ横の東京駅を上から眺めることができる丸の内の特等席!

丸の内の憩いの場はこんなところにもありました♪
駅周辺ビルのレストランでディナーを楽しむ際は、ぜひ窓越しに東京駅とその夜景を眺めることができる席をチョイスしましょう!

丸の内には高級ホテルがたくさん!ザ・カフェ by アマンで優雅なティータイム
ここまでご紹介してきたように、昔からのビジネス街であり、今では国内外から様々な人が訪れる丸の内には外資系ホテルを初めとした高級ホテルがたくさんあります!
優雅な街歩きの締めくくりは、そんな外資系高級ホテル・アマン東京のカフェでティータイムなんていかがでしょうか♪

アマン東京がある大手町タワーは、丸の内や大手町に並ぶ高層オフィスビルの一つで、その上層部にアマン東京が入ります。
このように、丸の内のホテルはオフィスビルの上層階にあったり、オフィスビルに囲まれた立地にあったりと本当に丸の内に点在するオアシスのような存在だと思います。

なかなか、敷居が高く入りづらいかもしれませんが、逆に言うとこれらの点在しているホテルを知っているかどうかでは、丸の内の見える景色はだいぶ変わると思います♪
大手町タワーには大手森という森が整備されていて、しっかりとした調査や研究に基づき整備された森は、たくさんの木々が生い茂る本当の森のようで、視覚的にもすごく心を癒やしてくれます。

森の中で楽しむフォレデセール(森のデザート)
このアマンカフェでアフタヌーンティーの時間に楽しめるのがフォレデセールのセット!
フランス語でフォレは森、デセールはデザートですね。この大手森に囲まれたカフェで楽しむアフタヌーンティーはまさにオアシスでした♪

まずは選べるバケットサンドから。バケットは外側はカリッと、中はふわっとしていてサーモンや野菜が噛むごとにどんどんと合っていく感じで、噛めば噛むほど美味しい!
そして、特に好きだったのがピクルス!酸味がちょうどよくて、素材の味が引き立っていました。バケットともすごく合う♪

そして、ついにフォレデセールの到着♪ティーかコーヒーも選べます!
今回はサントノーレ(上段中央)、カヌレ(上段右)、マカロン(上段左)、タルト(上段左)、クレームダンジュ(下段左)、ババオラム(下段右)の6品!
まずは、カヌレから頂きましたがこれがすごく美味しくて、若干お酒のような甘さがありつつ、甘すぎないのでカヌレ独特のもちっとした食感が噛む度に美味しい♪

上段中央にあったサントノーレというお菓子はフランスの伝統菓子で、パイ生地の上に縁にはカラメルを塗ったシューを散りばめ中央にはクリームを載せるケーキで、フランスでは特別な日に食べられるものだそうです。
最初は可愛い見た目とは裏腹に甘そう~と疑っていたのですが、食べてみるとクリームは比較的さっぱりしていて、シューはカラメルでコーティングされていて確かに甘いけど、その食感がまた楽しい一品でした♪
ピスタチオのアクセントや、クリームの中にあるほろ苦いキャラメルソースがまた味を変えながら楽しませてくれました!

ババオラムはアルコールの味はきついけど、それをカスタードと生クリームがしっかりと調和してくれて、紅茶がすすむ1品でした♪
クレームダンジュはふわふわのチーズケーキのようなもので、ラズベリーの甘酸っぱいソースがとてもよく合いましたがそのままでも十分美味しく、チーズ好きの私にはたまらない1品でした!

まさか、ビジネスの中心地大手町にこんなオアシスが広がっていたなんて。
まさに森の中でティータイムを楽しめたようなリラックス感がありました♪
丸の内でしか感じることが出来ない非日常♪
次の休日は丸の内で優雅な午後を過ごしてみては?
さて、ここまで丸の内の魅力の一部をご紹介してきました!
今回歩いたのはほんの一部で、今回ご紹介しきれなかった丸の内仲通りを初め、丸の内には日々仕事に追われるサラリーマンの日常だけでなく、様々な人の非日常や憩いの場が広がっていました♪
そして、大自然に囲まれたオアシスでは逆に感じることのできない、丸の内だからこそ体感できる休日の過ごし方がありました。
みなさんもぜひ、丸の内でしか体感できない優雅な時間を過ごしに行ってみて下さい♪