京都の町屋とスパニッシュイタリアンの名店RIGOLETTOが提供する濃密な時間
今回は2020年11月に親友3人と訪れた京都で最後の晩餐を楽しんだRIGOLETTO SMOKE GRILL & BARとの出会いをご紹介します!
「時を忘れて、今を楽しむ」
大好きな仲間と美味しい食事を囲む。美味しいお酒や料理にうなりながら、懐かしい友人とする昔話。
そんな幸せな時間を、このお店では過ごすことができました♪
祇園の街屋が並ぶ一角に佇み、内覧も京都の情緒を感じさせる店内では、RIGOLETTO自慢のお酒とタパスやピザ、パスタ等が頂けます。
そして、なんとこのお酒と良く合うお料理には燻製の一手間が!燻製することで味が凝縮されて、さらにお酒との相性はバッチリに!
情緒のあるお店で頂く、美味しいお酒とお食事に、思わず時間を忘れてしまいました。
そんな京都での素敵な出会いをご紹介します♪
祇園の一軒家が演出する落ち着いた雰囲気
京都祇園のRIGOLETTOは花見小路から少し路地に入った町屋街の一角にあります。

茶屋作りの一軒家からは、ここがスパニッシュイタリアンのお店だとは、なかなかわかりづらいです。
周りの町屋としっかりと調和していて、歩いて行く導線からこのお店の世界観が伝わってきました♪

のれんをくぐって、玄関を開けると、広くて少し暗めの店内に大きなバーカウンターが目にとまりました。
このちょうど良い照明の加減と、広い店内が落ち着いた雰囲気を醸し出していました♪(コロナ禍で普段より人が少なかったのもあると思います)

時間を忘れてしまうような素敵な食事には、一緒に食べる人や食事と同じくらい、その空間が作り出す雰囲気はとても大切ですよね!
もちろんそれは家かもしれないし、青空の広がる公園かもしれないし、高級ホテルのラウンジかもしれない。
どこだってなり得るけれど、共通しているのは「落ち着ける」ということなのかなと。
コロナ禍で、ソーシャルディスタンスや三密回避で困る場面も多いけれど、こういった落ち着いた空間を作りやすくなったとも言えるかもしれないと思いました。
スモークの一手間がお酒にピッタリ!
それでは、今回頂いたお料理を紹介していきます。
ワインとの相性が素晴らしいお料理に食事が進むので、すっかり幸せ気分に♪
誰かと話しているとき、そのときの自分の感情って言うまでもなくとっても大切で、例えば幸せな気分で交わす会話は、その感情を助長してくれます。
だから、美味しい料理と楽しい会話って、こんなに幸せなんだなと思います!
これとワインでもう大丈夫! リゴレットスモークボード
まず、乾杯のスパークリングワインと一緒に頼んだのがこれ!
もちろん、ここではコースもあるのですが、個人的にお酒を楽しむ時は、自分の好みにあった料理を単品で頼んでいく方が好きです。

ワイン好きの私には、もう間違いない料理しかないという、最高のボードです(笑)
実は、1日目にも京都では燻製のお店に行ったのですが、やっぱり燻製することで、旨みや香りがぎゅっと凝縮されて、とっても濃厚な味わいになります。
食感もよりなめらかで、本当にお酒のお供としても、料理単体としてもレベルアップする感じです♪
なかでも、なめらかな口触りのチーズは濃厚で、これだけをずっと食べていられるほど私の好みでした!
燻製したベーコンのなんとも言えない、柔らかいんだけどジューシーな食感も最高です。
旨みの詰まったプロシュートをサクッとしたバケットに乗せて 24ヶ月熟成プロシュート
続いても、ワインのお供として最適なプロシュート!

旨みの詰まったプロシュート。1枚で充分な食べ応えがあります!
先ほどのプレートのナッツやチーズと組み合わせて、オリジナルピンチョスも作れちゃいます♪
オススメは王道ですが、プロシュート×バケット×ピンチョス。最強です。

バケット必須のメニューの数々に、ガーリックトーストも追加!
4人でわけるとすぐなくなってしまいました。(美味しすぎて)
旨みの詰まったキノコとオリーブがバケットと出会う 燻製きのこのアヒージョ
続いてキノコのアヒージョを注文!
キノコの苦みや複雑な味わいが、さらに深まっていて、まさにキノコ好きにはたまらない一品です!

こちらも、バケットにエキスを染みこませて、一緒に頂きました♪
ワインもどんどん進んで、みんな幸せな顔をしながら京都の思い出を振り返りました。
こういう時に、次の旅行の約束が決まったりしますよね(笑)
そう考えてみると、旅行って考えるだけで、人を幸せにしてくれます。美味しい料理と落ち着いた雰囲気は、そんな幸せな会話にも花を咲かせます。
さっぱりソースが決め手♪ 鮪と帆立のタルタル燻製アボカドクリーム
メニューの名前から、美味しくないわけがないと即決。(笑)
アボカドと魚介のタルタルと聞いて、最初は少し濃いかと思っていましたが、意外とさっぱり!
白ワインとも組み合わせバッチシ♪

秋刀魚もスモークで見違える 燻製秋刀魚のシチリアーナ
メインは、数あるパスタの中から迷ったあげく、燻製秋刀魚のシチリアーナに決定!
これが、、、大正解でした。

シチリアーナは、イタリアの南に位置するシチリア島の郷土料理で、その昔シチリアの馬車引きが長い道のりの道中で食べるために、家から持参した腐りにくい材料(乾燥パスタ、塩、オリーブオイル、にんにく、唐辛子等)を使って作ったパスタだそうです。
見た目もシンプルで、確かにペペロンチーノにも似ている味がします。
そんな馬車引きの報酬としても使われていたアンチョビのような、アクセントで秋刀魚の燻製が入っています。
燻製された秋刀魚の旨みが溶け出したソースが、コマの形をしたショートパスタ、トロットレによく絡んでいて、見た目はシンプルながらとても濃厚な味わいでした♪
最後の最後まで、美味しかったです!!
落ち着いた空間と美味しい食事が「幸せ」を助長する
さて、ここまで1泊2日で訪れた京都での最後の晩餐をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
気の許す仲間と、美味しい食事、そしてそれを包む落ち着いた空間。
それだけで、こんなにも幸せになれるということを改めて実感しました。
そして、今回は旅先のレストランでしたが、そんな幸せは日常にもいくつもあることを考えると、毎日ってとても素敵だなと。
だから、食事の時間は大切にしたいなと思えました♪
京都でそんな時間を過ごしたいと思われた際は、是非行ってみて下さい!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!