素敵な時間とは
今回は、2020年11月に仲の良い大好きな後輩と中目黒開拓で訪れたレストラン、Na Camo guroとの出会いを紹介していきます!
食材や空間、接客、全てにこだわりを感じ、お店を出た時には幸せのため息がでてしまうようなお店でした。
まさに素敵な時間だったなと。
素敵な時間は、人によって様々です。「家族との夜ご飯」「恋人とのデート」「日曜日の布団の中」「仕事後のビール」「好きなことをしているとき」、、、挙げればきりがありません。
きっと、色々な要素が素敵な時間を作り出していて、人によってその切り取り方や解釈の仕方が違います。
このお店に行って、改めて日常の中にある素敵な時間を噛みしめたいたいなと感じました。
ネガディブナことが起ったときや忙しいときこそ、ふとした幸せを忘れがちですが、そんな時こそ自分が素敵だなと思える時間、空間、人を大切にしたいですよね。
私にとっての、素敵な時間との出会いを今回は紹介していきます!
こだわり溢れる鴨とワイン Na Camo guroとは
こだわりの食材
中目黒と麻布十番にあるNa Camo guroは山形県産の「最上鴨」を使った料理で人気です。
最上鴨は甘さが特徴の山形県産米を使うことで、ラムにも似ていると言われる鴨特有のクセを押さえ、甘みのある上質な脂の旨みが特徴だそう!(本当にその通りでした!)

また、普通は55~65日で出荷される鴨ですが、75日の長期飼育をすることで、旨みと脂身がしっかりのった状態になるそうです。
そんなプレミアムな鴨を比較的リーズナブルに、そして充実のワインと一緒に頂けるのも嬉しい!

そのほか、濃厚な卵やしっかりとした本来の味と甘味がある野菜やキノコにお米といったように、どの料理でも使われている食材の味が活かされていて、本当に美味しい!
食材へのこだわりが、素敵な時間を作り出す要因の一つでした♪
こだわりの空間と接客
まずは、その外観から!

駅すぐの場所にありながら、入り口から隠れ家感が漂います。
そして、店内も薄暗くとても落ち着いた雰囲気で、駅前の喧噪はまったくありません。
この扉を開けて、階段を上った時から、もう素敵な時間に迷い込んだみたいです♪
店内の広いキッチンカウンターがまた素敵!広々としたカウンターなので、隣のお客さんの声も気にならないし、カウンターにいながら個室にいるような感覚でした♪

もちろん、テーブル席もあります!
また、店員さんの接客も素敵でした♪カウンター内にいるので、すぐ気がついてくれますし、お料理の説明も丁寧にしてくれました!
特に「鴨すき」は目の前で調理してくれるのですが、鴨のこだわりやワインの説明など丁寧にしてくれました♪
素敵な時間には、素敵な空間と店員さんのおもてなしも大きく関係していました。
期待を上回るコース料理に幸せ広がる
さて、いよいよコースの紹介となっていきますが、今回は定番ということで、5000円の「鴨すきコース」を注文しました。

後輩と別々のモノを、それぞれ注文しました!
おもてなしの味「アミューズ」
まずは、前菜前のアミューズ。

見た目がとってもキュートなアミューズは、鴨のパテが入った最中と、ビーツを使ったババロア!上にはコンソメジュレがアレンジされています♪
最中の中から出てくる鴨のパテは味はもちろん、楽しく頂けて、おもてなしが伝わってきます!
ババロアはさっぱりとした味で、コンソメのジュレがとっても効いていました♪最初に食べたい味です。
3つ違って3つとも良い「前菜」
つづいて前菜!

さつまいもの前菜は、冷たくて甘いのですが、ミントのアクセントで本当に爽やかな味♪何個も食べれちゃう!
中央は、鴨の生ハムとラフランス!!燻製された生ハムとしっかりと食感が残るラフランスの相性は完璧以上!笑
そして、鴨のテリーヌは、しっかりとした鴨の食感と優しい食感が合わさって、この量でもとっても楽しいです♪
三者三様で、前菜にも大満足♪
久しぶりに会った後輩とは、最近の近況を聴きながら、一つ一つの料理を「これは何だろうね」と楽しみながら頂きました。
鴨肉の違いを楽しむ「鴨串焼き」
続いては、鴨の串焼き!
鴨の串焼きは「むね、もも、つくね」の3種類でしたが、この一つ一つの違いがとってもよくわかる串焼きでした。
まずは、もも肉!

もも肉はむね肉に比べて筋肉質で、その分お肉の味も濃厚なのが特徴。甘くてシャキシャキの食感を少し残したタマネギと良く合いました!
つづいてむね肉!

胸肉はやわらかくてジューシーなのが特徴!噛む度に感じる旨みが本当に美味しいです。これも最上鴨ならではなのかな、、、?
マスタードのソースが美味しかっただけに、もう少し付けたかったですが、、、笑
そして、最後はつくね!

このつくねは、内臓など色々な部位を混ぜて味に複雑味を持たせているそうで、普通のつくねとはまた違った味、食感でした!
個性とまとまり驚きの一品「雲丹キャビアユッケ~栗とマッシュルーム添え~」
続いては、選べる一品!私は雲丹キャビアユッケに課金しました(笑)

まず、この食材の多さにびっくり!鴨は柔らかくて、お肉の味が濃くて、こんなに食材が多い中でもしっかりとメインとして楽しめます!
それぞれそのまま食べてもすごく美味しいのですが、オススメは全部混ぜ♪
マッシュルームや栗もしっかりと相性を保てるのは、この雲丹と卵と少し甘めのタレが美味しすぎるソースになるからだと思います。
この濃い卵黄とお肉が合うのはもちろん、雲丹との相性の良さにびっくり!
この一皿は、本当に食べ終わってしまうのがもったいない美味しさでした。
オレンジとネギとしそがさっぱりに仕上げる「鴨もも肉たたき~オレンジ風味~」
後輩は、鴨もも肉のたたきを注文!
まず、鴨の美味しさにびっくり!こんなにクセがなく、かつ味の濃い鴨肉は初めて食べました!
そして、そこにさっぱりとしたソースとオレンジ、なんといっても大葉がすごく合う!
2人でうなりながら頂きました(笑)
最高の脂で最高の食材を「鴨すき」
つづいては、ついにメイン!鴨すきの登場です!
こちら、普通のすき焼きとはイメージが違います。

このように、最上鴨の甘味と旨みが詰まった脂をしいたお鍋で食材を焼いていきます!
食材は、鴨の胸肉、もも肉、つくね、そしてお野菜がニラやネギ、それとブラウンエノキなどのキノコ類がありました。
これを、先ほどの濃い卵黄を浮かべたタレでいただくというものです。

この鴨すき、脂が良いのと、こだわりの食材で、本当に何を食べても美味しいです!
個人的には、やっぱり柔らかくジューシーなもも肉が好きでした!ただ、お野菜やキノコも美味しすぎます。
よく焼いたネギやニラは甘味も感じられ、口の中にいやな苦みは残りません。
さらに絶品なのは、キノコ!脂でこんなにも変わるのかと驚きました!

最初から最後まで、美味しさのあまり2人で何度も顔を見合わせました(笑)
メインの後に、期待を越える一品「トリュフTKG」
続いては、シメの一品!私はトリュフTKGに課金!今日だけで、卵3つ目です(笑)
これは、記事の冒頭で写真を載せましたが、本当にシンプル!

この量もシメに嬉しいです。
ここに、なんとトリュフがこれでもかというぐらいに散ります!
動画はこちら→鴨とワイン Na Camo guro 『トリュフTKG』 – YouTube
さらにそこから、先ほどの鴨すきで食材の味がたっぷりしみ出ているタレをかけて、混ぜます。

作っていてこんなに幸せなTKGは初めてです(笑)
そして、口に運んでさらに幸せ。想像のさらに上をいく味でした。
お米は一粒一粒がしっかりと立っていて、一粒一粒が美味しい!お米へのこだわりも感じました!
そして、この濃い卵黄とタレのコンビが、口のなかで広がるトリュフの香りと、ご飯の甘みや旨みを相変わらずまとめてくれます♪
メインの後にこんなに美味しい〆が待っているなんて!!
最後までおもてなしが光る「プティフール」
そして、最後のデザートがこちらのプティフール!

後輩と、それぞれの味をあてながら楽しみました♪
一番右は抹茶とほうじ茶のケーキで、しっかりと両方の味が伝わってきてとっても美味しかったです!
真ん中の鴨の形をしたケーキも柔らかい口当たりで、ほどよい甘さ。
カヌレはほどよい弾力ともちもち加減が絶品でした♪
最後まで、大満足!!
「素敵な時間」を確保する
気がつくと、コースの時間ぎりぎりになっていました!
本当にあっという間で、コースの料理も後輩との会話も、この空間も、本当に素敵な時間を過ごせたなと思いました。
階段を降りて、お店を出るとそこはいつの間にか中目黒駅で、さっきまでの空間が嘘のよう。
この空間、時間と出会えたことに心から満足しました。
こんな素敵な時間を日常に作ることで、また心が豊かになる。
その素敵な時間は決して、美味しいご飯を食べることだけではないはずです。
ただ、素敵な時間をしっかりと確保すること、大切にすることが、毎日を豊かにするのではないでしょうか。
ぜひ、みなさんも改めて自分のスケジュールを見て、そんな時間を確保してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうござました!