休日ををゆったり静かに過ごせる千葉の小江戸、佐原へ
ある日曜日、コッスーは家族と出かけることにしました。
どこへ行こうか悩んでいたところ、父親に『佐原』という場所を勧められました!
そこは、伊能忠敬ゆかりの土地で、今でも当時の風景が保たれた素敵な場所だということでした(^^)
早速、車を走らせて向かいました。

実際に佐原に行ってみると、伊能忠敬のことや、その人柄に触れることができ、また『小江戸』と呼ぶにふさわしいとても素敵な街並みと出会うことができました!
その中でとても印象的だったのは、歴史と伝統を大切に守る現地の方々の、温かい人柄でした。
情緒あふれる素敵な場所で、静かな休日をゆったり過ごしたい。佐原は、そんな時にぴったりな場所だと思いました。
千葉の稲毛という場所からスタートして、魚平食堂というところでの昼ごはんも挟みつつ、以下のようなルートで行きました。
佐原に行く時に必ず寄って欲しい海鮮のお店:魚平食堂
旅や旅行の前に、腹ごしらえは欠かせませんよね(^^)
佐原に行く時の腹ごしらえには、『魚平食堂』でのランチがとってもおすすめです。

すぐ近くにある銚子漁港から直送された新鮮な海の幸を、思う存分堪能することができます!
私たちは、いくら丼、海鮮丼、刺身定食、煮物定食、そして黒むつの刺身を注文しました。

どれもとっても新鮮で、そして何より、とってもボリュームがあって、最高のコストパフォーマンスを示してくれました!このクオリティとボリューム、都内で食べたらいくらするんだろう…^^;
ボリューム満点なので、家族みんなでシェアし合って楽しみました!
心ゆくまで海鮮を堪能できて、家族でも楽しい時間を過ごすことができ、とっても素敵なランチになりました。
伊能忠敬ゆかりの小江戸:佐原
そして、いよいよ佐原に向かいます。
魚平食堂から佐原までは、20分ほどでつきます(^^)
一般道を走っていると、だんだんと『小江戸』を感じさせる街並みが広がってきました!

そしてついてすぐに思ったことが、日曜日だったにも関わらず、観光できている人が少ないことでした。
町の人曰く、『まだ観光地としてはあまりメジャーではないため、大変な混雑になることはない』とのことでした。
でもこんなにも素敵な場所なら、より多くの人が知ればどんどん観光客も増えるだろうと思いました。
そのような現状でもあるので、町の中はとっても静かです。
町の中には利根川の支流である小野川が流れ、その川沿いには柳の木がその葉をしだらせて並んでいます。

風の音と、川の音、そして町の人の話し声、自然な音が溢れていて、本当に心が落ち着く場所だと思いました。
コッスーは普段都内で勤務していますので、電車の音や広告の音など、電子的な音が多いので、この環境がなおさら素敵だと思いました(^^)
伊能忠敬について深く知る:伊能忠敬記念館
佐原は伊能忠敬ゆかりの地ということで、まずは伊能忠敬記念館に向かいました!
和と現代の建築技術が融合した、とても存在感のあるこちら↓の建物が、伊能忠敬記念館です。
中は、撮影禁止だったので写真を撮れていませんが、伊能忠敬の生い立ちに関すること、測量していた時に使っていた器具などもみることができました!
印象的だったことは、伊能忠敬は千葉の九十九里で生まれて、この佐原に古くから栄える『伊能家』に婿入りしていたということでした。
もともと勉強が得意で、才能に溢れていた忠敬は、伊能家に見込まれて、婿入りすることになったということです。
そして、後に日本地図の測量に出かけるわけですが、その時にも驚きだったことは、とにかく荷物が多いということでした。
大きな天体観測器具を始め、長い定規のようなものや、重石のようなものなど、運ぶなら2トントラックは必要になりそうな量の荷物を運んでいたのです(もちろん助手たちと共にですが)!
その量の荷物を抱えながら、日本のほとんどを歩いて測量して回ったというのですがら、尊敬の念しかありません。
伊能忠敬の御子孫が経営されている温かい喫茶店:遅歩庵いのう
伊能忠敬の働きぶりに感動していたら喉が渇いたということで、記念館すぐの趣ある喫茶店に入りました。

ここは、オーナーさんのお家の一階で開いている喫茶店だそうです。
そこで表札を見てみると、あれれ?

聞いてみると、伊能忠敬の御子孫なのだそう。
伊能家17代目のお父さんが、奥さんと二人で経営していました。先ほどまで偉大なご先祖のことを見てきていたので、お二人を見てなんだか感動してしまいました。
またお二人の人柄の良いこと。本当に暖かく迎え入れてくれて、私たち家族全員、孫になった気分でした(^^)(笑)
素敵なお庭で、コーヒーと小倉アイスをいただきました!

このコーヒーも、オーナーさんが1杯1杯丁寧に煎れてくださって、とっても美味しいです。日にもよるかも知れませんが、この日のコーヒーは酸っぱさが抑えめで、深みのある味でした。
また、この時に女将さんから聞いたお話がとても興味深かったです。
佐原の町では、17時ぐらいで大体の店が閉まるのですが、その理由は、伊能忠敬が『夜は危ない人が多いから、早く施錠をして、家族との時間を大切にしろ』と言ったことからきているそうです!
200年も前の話なのに、いまだにその風習が大切にされていることに感動しました。こうやって心や意思が代々受け継がれていくことって、人間しかできないことだと思いますし、本当に素敵なことだと思いました。
だから、この街は、これからも変わらずに居続けて欲しいと思いました。
ゆったりとした日曜日を、大切な人と過ごすことができる場所
いかがでしたでしょうか!
今回紹介した佐原は、まだよく知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
佐原は、歴史をとっても大切にしている静かな場所で、素敵な風景と温かい人々に囲まれたゆったりとした時間を過ごすことができる場所です。
日頃からたくさん仕事をして頑張っている方、たまには日曜日などを利用して、大切な人と一緒に佐原に行ってみてはいかがでしょうか?
静かな小江戸での出会いを通して、心も体もリフレッシュできること間違いなしです(^^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!