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利他の心を貫き精進することで、きっとうまくいく〜生き方:稲盛和夫著〜

  • 2020年9月30日
  • 2020年10月4日
  • 読書
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この記事は、生き方(著:稲盛和夫)という本を紹介している記事です!

生き方/著:稲盛和夫

京セラと第二電電(現au)を創業し、これまでたくさんの人と関わり人生を過ごしてきた稲盛和夫さん。

経営者としても人間としても非常に影響力のある彼だからこそ書ける人生の教訓が、本書では語られています

稲盛和夫プロフィール
◯1932年、鹿児島市に生まれる。1955年鹿児島大学工学部を卒業後、京都の碍子メーカーである松風工業に就職
◯1959年4月、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。代表取締役社長、代表取締役会長を経て、1997年から取締役名誉会長(2005年からは名誉会長)を務める。
◯1984年、電気通信事業の自由化に即応して、第二電電企画株式会社を設立。代表取締役会長に就任。2000年10月、DDI(第二電電)、KDD、IDOの合併によりKDDI株式会社を設立し、取締役名誉会長に就任。2001年6月より最高顧問となる。
◯2010年2月には、政府の要請を受け日本航空(JAL、現日本航空株式会社)会長に就任。代表取締役会長を経て、2013年4月より取締役名誉会長、2015年4月に名誉顧問となる。
◯一方、ボランティアで、全104塾(国内56塾、海外48塾)、14,938人の経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注いだ(1983年から2019年末まで)。
◯1984年には私財を投じ稲盛財団を設立し、理事長(現在は「創立者」)に就任。同時に国際賞「京都賞」を創設し、毎年11月に人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している。
(2020年6月現在、稲盛和夫OFFICIAL SITEより:https://www.kyocera.co.jp/inamori/profile/)

読んでみてわかりますが、これほどまでに自分を厳しく律し、人に優しく生きてこられたのかと感銘を受けます!

この本は、今では世界中で愛されていて、特に中国や韓国の若者経営者は、本書をバイブルとして常に持ち歩くほどだそうです。

本書は、全5章からなる、どんな人にでも共通する道徳的観念について著者の意見を実際の体験談をもとに述べた本です。

全5章とは、

①思いを実現させる
②原理原則から考える
③心を磨き、高める
④利他の心で生きる
⑤宇宙の流れと調和する

稲盛さんの人生がかなりリアルに文章化されていて、読みながら彼の人生を一緒に歩んでいるような感覚になりました。

謙虚さと利他の心を持ち続けて精進することが、必ずいい結果をもたらす

コッスーはこの本を読んで、とにかく毎日を大切に、怠けず謙虚に、目の前の人には優しく、ひたすらに頑張ろう、そんなふうに思うようになりました。

また、『成功』という完成形を目指すことも大切ですが、さらに大事なのは、完成されることよりも、『成功へ向かいひたむきに努力を続ける姿勢』なのだというように思うようになりました。

コッスーがこの本で学んだことを3つにまとめると、以下のようになります。

利他の心を持ち行動することで、必ず自分にも周りにも良い結果が訪れる
偉大な人間になることよりも、そうなろうとするひたむきな姿勢が大切である
気持ち次第で運命(未来)は必ず変えられる
私は、この本を読んで、稲盛さんへのイメージが(いい意味で)ガラッと変わりました!
もともと、稲盛さんのことは少し知っているほどでした。日本に欠かせない大企業を二つも創業してしまうなんて、きっと物凄いビジネス感覚の持ち主なのだろう、そう思っていました。
しかし、この本を実際に読んでみると、(もちろんビジネス感覚は物凄いのですが)『利他の心』や『気持ち次第で運命を変えられる』、しまいには『宇宙の流れと調和する』など、スキルの話よりもマインド的な話がたくさん出てきて、驚きました。
そして最後には、稲盛さんの考えや信念に、魅了されている自分がいました(^^)
今までビジネスで成功するには、『ずる賢く』『誰よりも早く』『効率的に』なども大切だろうと考えていましたが、そうではなかったことに気づかされました。
何よりも大切なのは、『人を想い、謙虚に善行を積み重ねるひたむきな努力』によって磨かれていく『淀みのない純粋な心』なのだと思いました。
そしてこれからは、
自分の決めた道の中で、利他の心を常に持ちながらどんなことにも謙虚に、ひたむきに、努力し続けよう
と思うようになりました。
次項からは、私がこの本で学んだ3つのことを、実際の本の内容と共に解説していきます!

利他の心を持ち行動することで、必ず自分にも周りにも良い結果が訪れる

この『利他の心』というものが、稲盛さんが特に大切にされていることだそうです。

それは、本の至る所に、『世のため人のため』や『善行』などの言葉と共に散りばめられていました。

その中でも特に印象的だった言葉が、

動機善なりや、私心なかりしか
ー ということを何度も何度も自分の胸に問うては、その動機の真偽を自分に問い続けたのです。

(「生き方」p.184より)

『動機善なりや、私心なかりしか』とは、『善:誰がみても良い行い』の動機を持ち、『私心:自分の心、自己中心的な発想』で物事を進めてしまっていないか、という意味です。

稲盛さんは、これまで多くの功績を残されてきましたが、それら全ての決断をされる前に、この質問を自分に問い続けていたそうです。

『今行おうとしていることは、本当に世のため人のためになるのか?』

『自分の利益だけを追い求めていないか?』

これらの質問は、自分の行動に当てはめてみると、私も心当たりがありました。

良かれと思ってやっていたサービスも、結局は自分達の利益ややりたいことだけが優先されてしまい、うまくいかなかったケースもありました。

偉大な人間になろうとするよりも、そうなろうとするひたむきな姿勢が大切である

稲盛さんは、65歳になられた際に、京セラも第二電電も名誉会長に退き、得度(仏門に入ること、出家すること)を決意しました。

その時のお話が、とても印象的だったのでご紹介します!

仏門に入り、修行に励んでいた稲盛さんですが、いつかは十個ある戒律を全て守り、悟りに届きたいと思っていたそうです。

しかし、いざ修行してみると、とてもではないけれど、その偉大な領域までたどり着くことはできないのだと感じたそうです。

稲盛さんを含め、人間というものは意思が弱く、煩悩に支配され、私欲を持った愚かで不完全な生き物であるという風に思ったそうです。

だからこそ、私たちが大切にするべき姿勢として、こんな言葉を書かれていました。

しかし、それでいいのだということも私はよく理解しました。そうであろうと努めながら、ついにそうであることはできない。しかしそうであろうと努めること、それ自体が尊いのだということです。
(中略)
守ろう、なそうと努めるだけで心が磨かれるのか。「イエス」です。それで私たちは救われるのか。これも「イエス」です。

(「生き方」p.231,232より)

私も、稲盛さんのような利他に溢れた広い心を持った素敵な人になりたいと強く思いますが、今すぐにはなれそうにもありません。

しかし、そこで諦めるのではなく、そうなろうと思い続け、努力し続けることで、いつか必ず報われる日が来るのだと、強く背中を押してもらった気持ちになりました。

気持ち次第で運命(未来)は必ず変えられる

本書の中では、『気持ち』が全てを左右する、とも書かれていました。

人の人生は、『運命』と『因果応報』の2つの要素が混じり合って進んでいくそうです。

確かに、『運命』ってある気がしますよね。恋人との出会い、偶然の再会、しっくり来る就職先や転職先との出会い、などなど…。

しかし、本書では『運命』の要素よりも、『因果応報』つまり気持ちで起こす行動による結果の方が、少し強いと紹介されています。

世の中のことは思うようにならない
ー 私たちは人生で起こってくる様々な出来事に対して、ついそんな風に見限ってしまうことがあります。けれどもそれは、「思うとおりにならないのが人生だ」と考えているから、その通りの結果を呼び寄せているだけのことで、その限りでは、思うようにならない人生も、実はその人が思ったとおりになっていると言えます。
(中略)
「心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない」

(「生き方」p.39より)

何事においても気持ち次第で何とでも変えられるということです。

またその結果は、すぐに出ないことの方が多いが、因果のバランスは必ず一定だから、焦らずにやり続けるべきだということでした。

稲盛さんも、以前京セラとして、ある会社を救うために子会社化したにも関わらず、様々な事項において、大変な苦労を強いられたといいます。

しかし京セラとして、ひたすら耐え抜き課題解決に努めたそうです。

その結果、その子会社が活躍できるようになり、京セラグループの中でも欠かせない大きな柱になったそうです。

善行が悪行で終わることはない。一時はひどい苦労を強いられているようにも見えたが、結局、再建にも成功し、従業員からも感謝された。そして、その「善の循環」の輪は、さらに広がっていくだろうと確信したのです。

(「生き方」p.217,218より)

善い行いをすれば、最後にはきっと返ってくるのだと、強く感じました。

思えば私も、昔似たような経験がありました。

アフリカの孤児院へボランティアに行った時の経験として、現地の子供達から多くのことを学んだので、ぜひ一人でも多くの人に伝えたいと思い、日本に滞在しているアフリカの人たちや日本の大学生の人たちを集めてイベントを開催することにしました。

最初は、大学生に告知を行っても全く興味を示してもらえず、集客に相当な苦労をしました。

しかし、何度も苦しくなった時に、私は『僕がアフリカで学んで人生観が変わった体験を、他の人にも体験して欲しい』という一心で取り組み続けました。

その結果、たくさんの学生が参加してくれ、『夢が見つかった』や『帰って家族を抱きしめようと思います』などと素敵な感想をいただけました。

その時、とっても温かい気持ちになりましたし、やっぱりやってよかったと強く思いました(^^)

善行の総和は一致する、そう思いました!

謙虚さと利他の心を持ち続けて精進することが、必ずいい結果をもたらす

私がこの本で学んだことはとてもシンプルです!

それは、『日々を大切に、利他の心を持って謙虚に精進し続けることが、必ずいい結果をもたらす』ということです。

私は今、新入社員ですが、この本にとても大切なことを気づかされました。

それは、私利私欲だけに捉われることなく、謙虚に真面目に仕事をこなしていくことの大切さです。

私は入社前から、『こんな仕事をしたい』や『こんな風な働き方をしたい』などとたくさんイメージしていたものでした。

しかし実際に働き出してみると、思ってもみなかった仕事を任されたり、楽しいことばかりではなかったりと、いろいろなことがあります。

私はその時、あまりいい思いをしていませんでしたが、そんな折にこの本と出会って救われました。

今やっていることも、真面目に謙虚に続けていれば、必ず次につながるから、まずは任された仕事を確実に、その道のプロになるつもりでやり切ろうと思いました!

結果、ひたすらに仕事をたくさん覚えて行った私は、思っていたよりも早くやりたかった仕事を任せてもらえそうです(^^)

さらにひたすら真面目に謙虚にやってみたら、会社全体のことも見えるようになっていて、やりたかった仕事での幅がとても広がったようでした。

今では、最初にやっていた仕事を任せていただけたことに大変感謝していますし、今後も謙虚に、真面目に仕事をしていきたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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