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嫌なことには前向きに立ち向かうことで、一回り大きくなれる〜憂鬱でなければ、仕事じゃない〜

  • 2020年8月8日
  • 2020年8月15日
  • 読書
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仕事が憂鬱だと感じていた時に出会った本

ある日コッスーは、仕事を憂鬱に感じていました。

今の仕事は安定しているから良いと思う反面、本当にこれでよかったのかと思う自分もいました。しかし、新たなことに挑戦することに対する不安感や憂鬱さを感じる自分もいました。

だから、憂鬱なことから逃げてしまおうとする自分もいて、そんな自分に情けなさを感じていました。

そんな時ふと本屋に入ったら、この本(憂鬱でなければ、仕事じゃない)を見つけました。

運命を感じた私は、すかさずこの本を買って帰りました。

この本は、幻冬舎の代表取締役社長である見城さんと、サイバーエージェントの代表取締役社長の藤田さんが共同執筆されたものです。

自身で会社を起こすようなチャレンジ精神溢れるお二人の本だと思うと、何か勇気がもらえそうで、ワクワクしながら読み始めました!

この本を読んで、憂鬱なことにどう対処すればいいのか、ヒントが欲しかったのです。

困難や憂鬱に立ち向かう勇気をもらえる一冊

難しい言葉ばかりで読みづらいようなビジネス本は手に負えない、といった方もいらっしゃるかもしれませんが、この本はそういった方にこそおすすめです!

なぜなら、短編集のような形式になっているからです。

本の構成:短編集のような形式で、3ページ程毎にと見城さんの名言が登場し、それぞれに対して見城さん本人の見解と、藤田さんの解説が付いているという構成です。それぞれの名言は、これまでの見城さんのビジネス人生の様々な場面において飛び出した名言だそうです。その中でも、単なる名言集よりも良い点は、ビジネスの最前線に立たれているお二人の体験や経験と重ねた解説があることで、自分の心の中にそれぞれの名言を落とし込みやすくなっているという点です。

そのため、全く飽きずに読み進めることができると思います!

初めの方は、タイトルと直接は関係がないように見える名言だったりしますが、それらの名言はとても新鮮で、心にグサリと刺さるようなものばかりです。

基本的にはビジネスで成功を収めたいと考えている方に向けたメッセージになっています。

私はこの本を読んで、困難や憂鬱に立ち向かう勇気をもらうことができました

私が特に心に響いた名言を2つ取り上げて、ご紹介していきます。

ふもとの太った豚になるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ

まずはこちらです。

ふもとの太った豚になるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ』(『憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城徹&藤田晋 著』p.82)

これは、見城さんの仕事の流儀を表したもので、私なりに解釈すると安定より挑戦を求めよということだと思います。

私はこれにとても共感しました!やはり、せっかくこれから生きていくうちの半分以上の時間を占める仕事をどうしていきたいか、と考えた時に、充実させたいと思うのです。

ちなみに私の考える充実とは、自分がサッカー部で全力でプレーしていた時のような状態だと考えています。

辛い練習や、精神的に辛いことがありつつも、本気で努力した先にはチームで勝ち取る勝利が待っている。その勝利の味は、社会人になってから忘れられていたようにも感じます。

安定した仕事場で、ただ単に言われた仕事をこなすのは、確かに楽かもしれない。しかし、自分がどう働きたいかを考えた時に、私はあえて辛い道を選択することが、充実した社会人人生を送れるのではないか、そう思うようになりました。

憂鬱でなければ、仕事じゃない

次にこちらです。

憂鬱でなければ、仕事じゃない』(『憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城徹&藤田晋 著』p.88)

見城さんは、角川書店を退社し、幻冬舎を立ち上げました。

彼は当時を振り返り、『ふつう人は、憂鬱なこと、つまり辛いことや苦しいことを避ける。だからこそ、あえてそちらへ向かえば、結果はついてくるのだ。』と述べています。

見城さんは有名人ですから、実際に多くの大手出版社から声をかけられていて、それを受けていれば今頃大きな地位を獲得することもできたでしょう。

しかし彼はそれをしなかった。『憂鬱を抱えて暗闇に向かって思い切りジャンプした』のです。それは一見怖いことのように見えますし、実際に怖いことだと思います。

しかし、そこで暗闇に向かって思い切りジャンプしたからこそ、前に進めたと思いますし、自分の思う出版社を立ち上げることができたのだと思います。

この話を聞いて、見城さんはもともと気がお強い方で、何の恐れもなく幻冬舎を立ち上げたと思っていましたが、そのイメージが完全に変わりました。

彼も最初は恐怖を抱えていたことを知り、とても安心しました。そして、やるかやらないかではなく、やるかやるか、なんだな、と思いました。

一歩踏み出せない人・仕事を憂鬱に感じている人に読んで欲しい

この本を読むと、憂鬱なことを乗り越えた時に待っている素晴らしい世界があることが、改めてわかったので、憂鬱なことに対する考え方がポジティブな方向に大きく変わりました!

今後生きていく中で、困難に当たった時には、『憂鬱でなければ、仕事じゃない』を思い出して、前向きに取り組んでいこうと思いました。

その後コッスーは、仕事にて憂鬱に感じていた仕事に対して前向きに取り組みました。それはもちろん簡単なことではなく、粘り強くやり続けなければいけない場面も多くあり、辛い時もありました。

しかし、その結果、成果を出すことができ、会社にも貢献して称賛されるとともに、今までできなかったことができるようになって、非常に大きな達成感を感じることができました

だからこの本を、一歩踏み出せない人や、仕事を憂鬱に感じている人に読んで欲しいと思いました!

普段取り組んでいる仕事や、それ以外でも嫌だな〜と思うことはいくつもあるかと思います。でも、それにあえて立ち向かうあなたは素晴らしい!と自分を褒めてあげて欲しいと思いました。

そして全力で憂鬱に立ち向かい、乗り越えたあと、一回り大きくなった自分に出会えるはずです。

私も、頑張って立ち向かう自分を褒めたいと思います!(^^)

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