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特別になるために、特別な事は必要ない〜入社1年目の教科書〜

入社1年目の教科書

ライフネット生命保険株式会社を立ち上げた岩瀬大輔さんが入社1年目の方が大切にするべき心構えをご自身の経験から伝えてくれている本。


本書で岩瀬さんも申しておりますが、今年新社会人となった方以外にも転職1年目やマネージャー等の役職として1年目といった、様々な1年目を迎える方にとって為になる情報が詰まった本でした。

ふと気が付いたときに繰り返し読むことで社会人としての原点へ立ち返ることができる本なので、ぜひ一度手に取っていただきたい本です。

内容としてはまず、岩瀬さんの仕事における3つの原則である、

  1. 頼まれたことは、必ずやりきる
  2. 50点で構わないから早く出せ
  3. つまらない仕事はない

を前提に置いたうえで、意識して臨むべき50個の具体的な行動がまとめられています。

目の前の仕事に関することや、上司など人との付き合い方、日常の中でスキルアップするための学び方等、様々な観点から新しいチャレンジをする一年目としての心構えを教えてくれます。

僕自身が社会的人1年目だった

ドン前田ジョーこと僕、実は4月から新社会人としての生活がスタートしているのです。

正直入社してからというものの、

右も左もわからない、日々研修を通して学ぶ知識を覚えることに必死で秒速で日々が過ぎていく、、、

そんな中で1カ月が経過したある日ふと、これだけ丁寧に先輩方が教えてくれる機会ってそうもないし社会人1年目ってこれからの人生の中でも特に重要な1年かもしれないと気付きました。

もっと成長できるように具体的に何を意識して行動すれば良いのか考えるためにも「入社1年目の教科書」となる本があればなぁと本屋さんのビジネス書が置かれる棚を漁っていたところ、

これでもか~!!!!

くらいにぴったりなタイトルの本書と出会いましたので、即レジに持っていきました。。

当たり前を当たり前に

この本を読んでいて特に学びになった点をご紹介できればと思います。

・特別な事はいらない

東京大学法学部に在学中、司法試験に合格した後ハーバードビジネススクールにて上位5%に入る成績を収めた著者から出てくる言葉は意外にも一度は聞いたことがあるけど、なかなか継続できていなかったり、いつの間にか忘れてしまった言葉がずらり、

成長するための近道は、「誰も思いつかなかった特別な方法」に頼ることなく、「当たり前を当たり前にこなす事」だと再認識させられます。

特別になるためには、特別な事は必要ないと気づいたきっかけになりました。

・自分事で考える

本やセミナー・勉強会に参加してよかったなぁ、勉強になったなぁで終わってしまえばそれは社会人としての学びにはならないといった内容の言葉で出てきます。大切なことは「自分ならどうするか」「どのようにしたら自分に置き換えて利用できるか」を考え、実際に行動に移すことです。

何を勉強するにしてもまずは[自分事]として捉える意識が重要だと気づくことができます。

・何はともあれ人間性が大切

ほとんどのビジネスは人と人が協力し合い一つの成果を生み出しています。

あくまでも人が行うビジネスの世界ですから、人付き合いも自ずと大切になってきます。

皆さんも時にはこの人苦手だなだとか、一緒に仕事するの嫌だななんて思いを持ったことはありませんか?

そういった感情はその気がなくても意外に相手に伝わっているものみたいです。その人をどう思っているのか伝わってしまうなら、その人の良いところを見つけて誠実に付き合っていきたいですよね。

どんな人でも良さを見つけられる人のところに、人も仕事も集まってくるんだろうなと思いました。

新たな一歩を踏み出す人に

この本は社会人1年目の人に向けて書かれているものではありますが、新たな一歩を踏み出そうとしている全ての方に通ずる、意識していきたい内容が詰まっている本です。

今回紹介させていただいた、学びになった点以外にも、書きたいと思うような言葉にたくさん出会いましたし、何よりも【何を何故頑張らなくてはならないのか】を書かれていることから、読んだ瞬間から実践できます。

是非一度読んでいただき、明日からの行動を一緒に変えていきましょう!

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